ソシュール的な言語学的な話
こんばんは!
今日は、少し言語学っぽい話をしたいと思います!
タイトルにソシュールなんて入れてしまいましたが・・・
その辺の知識は浅いので、
飾りみたいなものとして入れました(笑)
さて、
先日友人と新宿駅で待ち合わせをしていた時のことです。
新宿駅東口を出ると、アルタがありますよね。
その屋上のところに、
SMAPの木村拓哉さんがでかでかと写っている広告の看板がありました。
それを見た友人の一人がこう言いました。
「キムタクってあそこに3年以上もいるよな」
自分はあまり新宿に行かないので、件の看板が彼の言うとおり3年前から設置されているのかはわかりません。
ただ、ここで気になったのは
その友人の「キムタクがいる」という発言です。
もちろん、アルタの屋上に実物の木村拓哉さんがいたわけではありません。
ましてや、3年も前から居続けているわけがありませんね。
石の上にも3年ならぬ、アルタの上にも3年ですか?
つまり、彼は「キムタクの看板」を指して「キムタク」と言ったわけです。
「キムタクの看板がある」ではなく、「キムタクがいる」と言ったわけです。
何が言いたいのかといいますと、、、
我々は
本物のキムタクではないけれどキムタクを視覚的に連想できるもの(ここでは看板の写真)をもキムタクと呼べてしまうわけですね。
そして、
実物を見ているかのように、「いる」という動詞を使って表現できるんですね。
いやでも、よく考えてみたら、
その友人の言い方が特殊なだけなんじゃ・・・笑
まだまだ考察の余地がありそうです。
それでは!