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ジャパニーズイングリッシュ="Engrish"

 

"Engrish" is the strange English Japanese often speak and write.

 

 

Engrish - Wikipedia

 

 

Engrishってご存知ですか?

 

そりゃもちろん、英語で「英語」のこと・・・

 

ではありませんね??

 

それは English です。LとRが違っています。

 

しかし、EnglishもEngrishも、日本語のカタカナ置き換えようとすれば、どちらも「イングリッシュ」です。違いがないのです。。。

 

 

英語を勉強してきた、あるいはまったく英語に取り組んでいない人でも、「日本人はLとRの区別ができない」というのは嫌というほど聞かされてきたと思います。

 

英語に慣れていない人には、たしかにどちらもラ行に聞こえます。

というか、そこそこ英語を勉強してきてよくできる人でも、ネイティブがナチュラルスピード(自然な速さ)で話す英語を聞いてLとRを区別できない人が多いでしょう。

 

そういった日本人の英語をもじって生まれたのが、このEngrishというものなのです。

 

 

LとRが混同して別の単語になってしまい、文が変な意味になってしまったりだとか、英語での注意書きや飲食店のメニューでの誤訳などが、代表的なEngrishとして挙げられています。

 

つまりは、「日本人の間違った英語」Engrishとしてまとめられているわけです…

趣味が悪い気がしないでもないですね。

 

 

具体例を見てみましょうか。

 

これは誰でも知っている例だと思いますが、

 

rice(お米)とlice(シラミ)はどちらも「ライス」という発音。。。

 

 レストランでお米が食べたい!頼もう!

 "Rice, please!"

 

と言ったはずが・・・RがLに聞こえてしまうと・・・

 "Lice, please!"

 

「お米ください!」のつもりが「シラミください!」。。。

 

これはやばいですね。食べ物ですらありませんから。

 

しかも、実はこのliceという単語、louseという単語の複数形なんです。

つまり、シラミ1匹どころの話ではなく、複数のシラミを要求していることになってしまいますね。

 

 

 

ほかの例もありますが、今回はこのへんで。